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特産物

三方が海に囲まれ、県内に山が多いという特徴から山口県は魚介類や野菜といった食材が豊富です。
一方、山口県では生活に根ざした伝統工芸品がいくつかあります。硯や器といった日用品は「用の美」とも言われ、色・紋様・形は、日本の生活慣習や文化的な背景とも深く関わっています。

 


 

岩国れんこん

岩国市はれんこんの名産地です。岩国れんこんの特徴は、シャキシャキとした歯ざわりとモチモチとした食感で、かじると糸を引くでんぷん質の腰のある粘りなどで、味の良さは格別です。

江戸時代に岩国を治めていた吉川家の家紋と岩国れんこんがよく似ていたことから、藩主が大変喜んだと言われています。普通のれんこんよりも穴が一つ多く、9つの穴が特徴です。
岩国寿司などの岩国の郷土料理に使われます。

 


 

山口外郎

山口県内では来客時のおもてなしや贈り物として重宝されています。県外からは山口県のお土産としても人気のお菓子です。

京都、名古屋などにも外郎はありますが、これらは材料に米粉を使っています。
一方、山口外郎はでんぷん粉を主な材料としています。そのため山口外郎は食感などに他とは違う特徴が出ます。
わらび餅が入っている外郎もあり、優しい甘さともちもちした食感が楽しめます。

 


 

夏みかん菓子

現在、夏みかんは日本各地で栽培されていますが国内で最初に夏みかんを経済栽培した土地は山口県萩市です。今から約140年前の事です。上記の写真は夏みかんの中身を抜き取り、夏みかんの羊羹を流し込んだ「夏蜜柑丸漬」です。

他にも夏みかんを使用したマーマレードも県民の間で親しまれています。

 


 

大内塗り

大内塗りは約600年前の室町時代、大内文化で盛んに作られた漆器で、大内菱(おおうちびし)などを用いた華やかな絵模様が特徴です。その技術は時代を経て引き継がれ、現在に至っています。
「大内人形」は大内塗りの技術を用いて作られた伝統工芸で、穏やかな表情が人々を癒します。大内人形の雛人形もあります。

 


 

赤間硯


赤間硯は600年以上の歴史があると言われています。
原石の赤褐色の輝緑凝灰岩を採取し、工程のほとんどが手作業で作られます。
赤間硯は質が硬く緻密で磨りやすく、さらっとのびの良い墨汁を作ることができます。

 


 

萩焼

古くから多くの茶人に愛されてきた萩焼。
萩焼はやわらかで不均一なシルエット、そして気品と風格も漂う伝統的な焼き物です。
萩焼の特徴として、「萩の七化け」という言葉があります。

これは萩焼の器を長年使い込むうちに、貫入を通してお茶などの飲み物が器に染み込み、色合などが変化し奥深い味わいが増してくることをいいます。使う人によって飲み物の味わいも深まります。

 


 

以上、山口県の特産品の紹介でした。今回紹介したのは全体の一部分だけですので、まだまだ魅力的な特産品が山口県にはたくさんあります。

山口県を訪れた際はぜひそれぞれの地域の特産品を見つけてみてください。

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